studioはっちでは、空海生誕1250年を記念した特別公演『三教指帰』の映像化プロジェクトにおいて、動画編集とDVD作成を担当いたしました。
Sound Stone Circleがプレゼンターを務めるこのクラウドファンディングプロジェクトは、香川県多度津町白方の空海ゆかりの地・屛風ヶ浦海岸寺を舞台に、若き空海の自伝的戯曲『三教指帰』を舞台化し、その公演を映像作品として制作するものでした。
studioはっちの役割
studioはっちは、この貴重な公演の映像編集作業を手掛けました。また、DVDの生産を担いました。
プロジェクトについて
『三教指帰』とは
『三教指帰』は、空海が24歳の時に著した宗教的寓意小説で、儒教・道教・仏教の三教を比較し、仏教の優位性を説く内容となっています。
ウィキペディア
公演の詳細
2023年11月5日、香川県多度津町白方の海岸寺にて、以下の出演者による特別公演が行われました:
安田登(能楽師ワキ方)
奥津健太郎(能楽師狂言方)
いとうせいこう(作家・クリエーター)
土取利行(音楽家)
この公演は、能・狂言の謡、現代語り、舞を音楽・歌と交差させた斬新な舞台として高く評価されました。
このプロジェクトは、弘法大師空海の生誕1250年を記念し、彼の若き日の著作『三教指帰』を舞台化した特別公演を映像作品として制作する取り組みです。
プロジェクトの背景と目的
香川県多度津町白方は、空海の母・玉依御前のゆかりの地とされ、仏母院や海岸寺などが存在します。この地で、空海が24歳の時に著した自伝的戯曲『三教指帰』を舞台化し、その公演を映像化することで、空海の思想や文化的遺産を広く伝えることを目的としています。
クラウドファンディングの実施
この映像化プロジェクトの実現に向けて、クラウドファンディングプラットフォーム「MotionGallery」を通じて資金調達が行われました。プロジェクトは2024年4月30日に終了し、15人の支援者から合計475,000円の支援を受けました。この資金は、映像編集やDVD制作、リターン品の制作・発送などに充てられました。
リターン内容
支援者へのリターンとして、以下の特典が提供されました:
- お礼のメッセージ:感謝の気持ちを込めたメッセージ。
- オリジナルポストカードセット:公演に関連したデザインのポストカード6枚組。
- オリジナル珈琲「三教指帰」:名古屋のVANKI COFFEE ROASTERによる特製コーヒー。
- 特別公演DVD:公演の模様を収録したDVD。
- 公演パンフレット:公演の詳細や出演者情報を掲載したパンフレット。
プロジェクトの意義
このプロジェクトは、空海の思想や文化を現代に伝えるだけでなく、地域の歴史や伝統を再認識し、次世代へ継承する重要な役割を果たしています。また、クラウドファンディングを通じて多くの人々の支援を得ることで、地域文化の活性化や新たな文化創造のモデルケースとなりました。
詳細や最新情報については、以下のリンクをご参照ください。
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